2017年7月9日日曜日

ニッポンの夏、熟女の夏(松居一代さんに見るマスメディアが亡くなった日)


 テレビを殆ど観ない私だが、この夏は嫌でもオバサンたちが熱い

ことに気が付く。


 

 

大臣が変なことを言ったかと思えば、華麗なる経歴を持つ議員さんが

いじめっ子からのミュージカル俳優に変身したり、果てはおしどり夫婦を

自認していた女優さんがユーチューバーになっていて

世間を賑わしている。

 

次から次へとスターが出て来るので、全く飽きないが

これは、どうしたことだろう?


 
働く現場である社会は今も男社会であることが多いだろうから

そういう場所で長年、パッションとテンションの2ションを

毎日、目一杯、消費しているとある日、突然、自分でも

何だか訳が分からなくなるんだろうか?

 

私も過去、目の前で切れまくった女性経営者を3人ほど目にしているが

他人(私はその場ではオブザーバーの立場)の見ている目の前で

ヒステリックに切れまくる男性は見たことがないので

やはり、これは過度にストレスがかかった女性の持てる技なのかなと

いう風にも思っている。

 

この度、カリスマ主婦とは別にユーチューバーの肩書も加わった

女優さんはヒステリックな感じからは一転して、もはやホラーに

なっているが、ある意味、感心している。

 

もしかしたら、彼女の功績で、これは一大イノベーションになる可能性を

秘めていると感じるからだ。

 

「もはや、テレビも雑誌も新聞も要らない」

漠然とそう思っていた、私のように新聞紙面も購読しない、テレビも

視聴しないという層がはっきりと気付いた瞬間だったかもしれない。

 

マスというメディアの終わりが高らかに宣言された「バイアグラ男

記念日」だったように思える。

 

個人であっても、その主張をメディア媒体を利用しなくとも

直接、視聴する人に届けられるということだ。


例えば、劇団やらが思う存分、自分の目指す演劇やら

ドラマやらを直接、全世界に発信できるので

面白ければ、視聴者はそっちを観るようになるだろう。

 
これまで私たちは「テレビに出ていたから」とか「新聞がこう

言っている」からという、そのネームバリューだけで無条件に

信頼してきた歴史を持つ。

 

(今現在でもマスコミ関係者の方自身がソースに直接当たることをせず

「〇〇(←大手マスコミ)がそう言っているから」というだけの

理由でそれに乗っかって商売をしているのを目の当たりにするので

クラクラしてしまうのだが)

 

しかし、ネットの普及で私たちはそれが「本当に信じるに値するのか?」

とか「それは真実なのか?」という疑問を持つべきだということに

気付き始めていたと思う。

 

そこで、この女優さんのある意味、捨て身の行動だ。

 

このご夫婦のどちらの主張が正しいのかはわからないが

 

少なくとも、私たちは玉石混淆の情報の渦の中で、どれが正しく

何が重要なのかを見る目を養うことをフルスピードで求められている

ということになる。

 

そして同時に、誰もが、マスメディアさまのお力を借りずとも

現行のテレビ中継のようなことは出来てしまうということだ。

 

これは特に芸能人のような有名人には衝撃的なツールとなるだろう

(視聴してくれる人の数が一般人のそれとは違うから)。

 

メディアの衰退は良いことなのか、悪いことなのかは

現状ではよくわからないが

 

一次情報を面白おかしく騒ぐだけ騒ぐ、或いはテレビでネット検索

ランキングなどに代表される「他人のコンテンツ」の横流し作業を

するのではない、独自のプログラムを発信してほしいと思う。

 

一般人にとってもそうだが、これはメディアに籍を置く人にとっても

 

真実はどこにあるのかと疑うということと

オリジナルであるという自負を持つことがとんでもなく重要視される

時代が来ているということだろう。

 

とりあえず、私はこの女優さんの行動については

心理学者や社会学者は「愛と執着と裏切りと報復」について古今東西の

歴史を含めての研究発表をこの事例を交えて行ってほしいし

 

テレビは放送作家を総動員して、この夏の目玉企画として

現代版「藪の中」を作ってほしい。

 

こちらから見る視線と、あちらから見た視線は全く違うということは

 

男女であっても、職場であっても、家族であっても

そして国同士であっても言えるということを

 

ドラマでもドキュメンタリーでも挑戦して欲しいなぁって思っている。

 

そういう面白いものが出来たなら、私も久々、テレビのチャンネルを

合わせてみたい。





 

0 件のコメント:

コメントを投稿